先輩インタビュー

オオヤマでは、様々な年齢・経歴の先輩たちが、日々お客様や仲間と向き合い、自分らしく活躍しています。
ここでは営業や業務担当として働く4名の先輩が登場。仕事のやりがいや当社で働く魅力について語ってくれました。

提案できる部品は無限。 給湯器から鉄道まで、社会を広く支えられる。

profile

2007年 4月 新卒入社 
明石営業所 営業部 係長

2007年の入社以来、オオヤマの営業一筋でキャリアを歩む。明石営業所で活躍後、加西営業所へ異動。2018年、再び明石営業所へ着任し、係長に昇級。現在は海外拠点での活躍を目指し、仕事に取り組んでいる。スポーツが好きで、「オオヤマ野球チーム」の選手兼監督を務める傍ら、私生活では昨年第二子が誕生したばかりのパパ。仕事も私生活も全力で取り組むムードメーカー。

料理、入浴、旅行、遊園地——
あらゆる生活シーンに、自分の仕事が活きている。

オオヤマの営業の魅力は、お客様だけでなく、社会全体の暮らしにも貢献する実感を得られることです。ネジやナットなどの機械部品と言うと、一見地味に思えるかも知れませんが、新幹線の台車やエレベーター、ブルドーザーなど、最終的に組み込まれる製品は様々。プライベートでも、自分が関わった製品と出会うシーンは沢山あります。

例えば、私が担当するお客様の一つが大手給湯器メーカーなのですが、営業所周辺のお宅にあるほぼ全ての給湯器には私の提案した部品が使われているんです。機械部品は用途が広いからこそ、意外な製品に関われることもあります。ここまで暮らしの様々なシーンを支えられるのは、ありとあらゆる機械部品を提案できるオオヤマの営業ならではです。

取引先の開拓、仕入先選び、価格決定…自由度が高い分、
成果が出た時の喜びも大きい。

仕事の裁量が大きいことも、オオヤマの魅力の1つです。例えば、新たなお客様を開拓するときは、展示会を活用したり、営業ルート付近にある会社へ電話してみたり…と方法は人それぞれですし、アプローチする業界も自由。私も今まで数多く開拓しました。提案先だけでなく、提案内容の裁量が大きいのも特長です。入社2年目の時は、海に浮かぶ“ブイ”の部品を提案するため、先輩のサポートを受けながら加工業者を選んだり、販売価格を決めたり…と試行錯誤したのを覚えています。全く知らない業界だったので苦労も大きかったですが、結果的に初めて新規のお客様の受注に繋がり、本当に嬉しかったですね。売って終わりではなく、納品まで担当することも多いため信頼関係も築きやすく、これまで開拓した企業とは今も変わらず取引いただいていることがほとんどです。

改めて考えると、オオヤマは個々のやりたいことを実現しやすい会社だなと感じています。海外にも2拠点あり、グローバルに活躍できるのも特徴です。仕事に対して常に前向きに取り組めるのも、自由度の高いオオヤマだからこそだと思います。

2年目で、売上TOP10企業の担当に。 年齢も経験も関係なく、 挑戦を歓迎してくれる会社。

profile

2020年 4月 新卒入社 
八尾営業所 営業部

大学では経済学を専攻。就職活動では、モノづくりの知識を広く身に付けたいという想いから、商社の営業職を中心に志望していた。中でも、幅広い機械部品のラインナップを誇るオオヤマでの仕事に惹かれ、入社を決意する。趣味は飲み歩きとボルダリング。休日は身体を動かし、週明けはフレッシュな気持ちで仕事に臨むなど、メリハリをつけて働いている。

1年以上の教育期間があったから、
文系出身でも焦らず基礎を固められた。

入社時は機械部品やモノづくりの知識はほとんどない状態でしたが、オオヤマは教育体制が充実していて安心できました。入社後研修では、金属の種類や図面の読み方などの基礎から学べますし、配属後も1年以上は先輩によるOJT。お客様との関係構築の方法、各部品の特徴、仕入先となるサプライヤーの選定方法など、先輩に同行する中で一連の業務をじっくり学べます。

多種多様な機械部品を覚えるのは大変ではありますが、その点も手厚いフォローがありました。例えばオオヤマが加入している組合では、定期的にメーカーが講師となって部品ごとの特徴や用途を教えてくれる勉強会がありますし、サプライヤーに依頼して工場を見学させていただくことも。実際の製造現場を見ると理解も深まるため、私も毎月色々な工場に訪れています。オオヤマでは多種多様な機械部品を扱いますが、仕事を覚えるにあたっては、社内外関係なく惜しみなく支援してくれる方ばかりなので、とても助かっています。

最年少で、重要顧客の担当に抜擢。
1歩先の仕事でも、信じて任せてもらえる。

印象的だったのは、入社2年目の出来事。同じ部署の先輩営業が異動することになり、所内で売上上位10社に入る企業の後任を探している状況でした。私は営業所で一番若い立場でしたが、「このチャンスを逃したくない」と、思い切って挙手をすることに。すると「頑張る気持ちがあるなら」と抜擢してもらえたんです。プレッシャーもありましたが、期待をかけてもらえたことが嬉しかったのを覚えています。担当についてからは、高い精度が求められる半導体加工機器の部品など難度の高いオーダーメイド品の依頼も多数あり、日々挑戦の連続で刺激も多いです。

このように担当営業の志願を募ることは、オオヤマでは珍しくありません。年次や経験は関係ないため私も何度か手を挙げましたが、一度も断られたことはなくて。若手の挑戦も快く受け入れてくれることは、本当にありがたいです。現在は個人単位で案件を進めることがほとんどですが、今後は営業メンバーでチームを組み、大型案件を受注したい…というのが私の密かな夢。これからも会社に貢献できるよう、挑戦し続けたいと思います。

製品も、顧客開拓も、価格も。 裁量があるから、個人商店のように お客さんに寄り添える。

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2007年 4月 中途入社 
関東営業所 営業部 課長代理

前職では、東京の大手自動車ディーラーなどで営業に従事。子どもが小学生になるタイミングで地元の埼玉へ戻ることを決心。営業職で転職先を探す中、家族との時間を大切にできる点にも惹かれオオヤマへ入社する。以来、一度も転勤することなく関東営業所で活躍している。趣味はスポーツ観戦で、野球・サッカー・陸上・バレーなど様々な競技を応援。現地まで観戦に出かけることも多い。

限定モデルのレーシングスタンド。
難しい依頼にも、試行錯誤して挑む面白さを知った。

前職を含め25年以上の営業経験を持つ私ですが、オオヤマは他社と比べても営業の裁量が大きく、お客様の要望を叶えるために自由に考え、行動できる点が面白いです。

例えば、大手自動車メーカーのグループ企業様からお声がけをいただき、レーシングスタンドの製作に携わったことがありました。部品の手配を任されたのは、とあるレーシングチームモデルのバイク用スタンドで、わずか600台の限定品。図面を見た段階で、製品の形状や素材など、随所にこだわりが詰まっていることは一目瞭然でした。かなり難しいオーダーでしたが、何としても期待に応えたいという想いで、設計や品質管理と打ち合わせを重ねて採用するパーツを検討したり、イチから加工先の業者を探したりと何度も試行錯誤した結果、ようやく製品化にこぎ着けたのは依頼から1年以上経った後でした。「お客様の期待にどうすれば応えられるか」を自分なりに考え、カタチにしていく面白さを存分に感じられました。

仕入れから販売まで、提案できる幅が広いから、
自分の決断にファンが付く。

オオヤマは個人の考えや判断を尊重する風土があり、その分仕事の自由度が高いです。例えば、提案先となるお客様を開拓することはもちろん、必要があれば仕入れ先となるサプライヤーや加工業者を新しく開拓することもできます。提案にあたっては、仕入れ価格や販売価格も営業自身が決められるんです。「何の製品を、どこから仕入れ、いくらで売るか」まで戦略を考えられるのは、さながら個人商店のようです。

自由度が高い分、自分で考えたり交渉したりするシーンも多いですが、成果が出た時の達成感は大きいですし、何より会社が1人1人の営業を信じて任せてくれていることは非常に嬉しいです。要望に対して臨機応変に応えられるから、お客様からは「オオヤマだから」だけではなく、「〇〇さんだから頼みたい」と言ってもらえることも多くて。営業自身にファンが付くのも、当社ならではの醍醐味ですね。

新拠点の立ち上げ、業務課への異動。 キャリアの転機には、 いつも会社の後押しがあった。

profile

2007年 2月 中途入社 
経営管理部 業務課 課長代理

ハウスメーカーにて住宅の提案販売に従事した後、2007年にオオヤマへ営業として入社。好奇心旺盛で、新拠点の立ち上げなど新しい仕事にも前向きに挑戦してきた。2017年には業務課へ異動し、現在は社内インフラ管理やヘルプデスクなどを通じて社員の働く環境を支えている。私生活では、登山やサイクリングなどアウトドア好き。社内の仲間との旅行を自ら企画することもある。

全社のインフラから個人の困り事まで、
“何でも屋”として頼ってもらえる。

業務担当の仕事の魅力は、現場の課題に向き合い、社員の働きやすさと生産性の向上を実現できることです。例えば、物流システムの改善を手掛けたことがありました。QRコードを利用した物流システムを導入してはいたのですが、照合するための作業が多く、運送会社の集荷時間に追われる現場では非効率なものになっていました。そこで改めて作業内容や手間、削減できそうな工程を洗い出して業務フローを一新。チェック工数を減らす代わりに、工程内でミスが発生しないよう管理方法も改善しました。結果、現場の生産性を向上につながり、社員からも「作業負担が減ってラクになった」と感謝してもらえました。

他にも、社内ツールの使い方を知りたいとか、顧客から環境対策の資料提出を求められたので協力してほしいなど、ちょっとした相談が寄せられることも多くあります。全社に影響するシステム改修から個人の困り事の解消まで幅広く対応する分、“何でも屋”のように頼ってもらえますし、会社に貢献している実感を強く得られます。

意欲次第で、キャリアは無限。
成功も失敗も、今後の大きな財産になる。

オオヤマでは、普段から挑戦したいことや興味があることを発信することで、チャンスをもらえる機会が多くあります。特に今は新設の営業所も増えていて拠点立ち上げに関わる機会も豊富ですし、グローバル展開も加速しており、海外で活躍するキャリアもあります。会社としても挑戦心ある人を求めていますから、興味があることは積極的に発信するのがオススメです。

振り返ると、私自身も本当に多くの経験をさせてもらいました。営業時代には、山陽営業所の立ち上げにも参加。新規開拓を進めて売上を大幅に増やしたことは自信に繋がりましたし、当時の失敗は今でも良い教訓になっています。業務課へ異動してからは、システムに関する知見を深めたり、仲間に頼られる魅力を感じたり、営業時代とはまた違ったやりがいを感じています。オオヤマは意欲次第で幅広い経験が積めますし、チャンスも巡ってきやすい環境です。新人だけでなく中堅・ベテランになっても新たな挑戦ができるため、飽きることなく働けていますね。